バス会社の乗務員研修開催

1/10(水）・1/11（木）は、バス会社からご依頼をいただき、「乗務員さんの研修」をバス会社で実施しました。この会社は、来年で創業100年を迎える老舗バス会社です。
路線バスや高速バス、観光バス等の日常運行業務があるため、二日間を午前・午後の4回に分けて、運転者さんをはじめバスの運行に係る社員様100名が受講されました。
1月15日は、軽井沢のスキーバス事故から2年が経ちます。政府は、バス事故の再発防止として、昨年から事業法等関係法令の改正や、監査基準の改正、強化、運転者教育の充実強化など多くの施策を講じらています。
こちらの会社は、日常の乗務員教育をはじめ、年2回、全体でこうした研修も実施されています。
私がお伺いするのも3年目になりました。
乗務員さんなどの受講姿勢や社屋の清潔さ等から「安全」に対する「社風」が根付いていることを肌で感じながら登壇させていただきました。
研修の最後に軽井沢スキーバス事故で、息子さんを亡くされたお母さんのことばをご紹介しました。
「バスに乗って旅行に行くというのは、楽しく行けるもの　　安全に行けるものと思って　　バスに乗っている。　
　“安全”　“安心”　どんなバスに乗っても　行ってよかったなと帰って来られるような　そうゆうバスにしてもらいたいと思います。」

ドライビングアカデミーアジマ　　交通心理士　岩下　要司